DeNA南場さんのとても人間臭くて格好良い不格好経営

ここ最近ずっと発売を楽しみにしていた本がありました。それがDeNAの元社長・南場智子さんの不格好経営という本です。 事前にAmazonで予約をしていたのですが発売当日に到着が明後日になると通知が来て「待ってられるか!」と 普通に書店に買いに行ってしまうほどこの本を楽しみにしていました。
実は僕はDeNAの南場さんには特別な思い入れがあります。
僕は2年前にシリコンバレーに行った経験が自分の人生を変える大きな出来事でした。そして、2年半前にシリコンバレーに行こうと決意させてくれたのはたまたま南場さんの講演を聞いたことがキッカケでした。
当時、DeNAがngmocoを買収してすぐで月の半分くらいはシリコンバレーで過ごしていた南場さんは講演でこんな事を言ってました。
「日本とシリコンバレーではベンチャーの成り立ちがまるで違う。シリコンバレーではスタートアップを作るときに構成メンバーにインド人がいたり、中国人がいたりと純粋なアメリカ人だけで構成されているベンチャーはない。だからそもそも考えるマーケットがグローバルだ。これから起業する人はメンバーを日本人だけで構成していてはダメ。人の構成がグローバル化のスピードに決定的な差を付けている。多国籍軍のパワーはすごい。多国籍軍をつくりなさい!」
この言葉を聞き、心を突き動かされ僕はシリコンバレーに行くことを決意しました。
こんな事でと思うかも知れませんが南場さんの言葉には人をやる気にさせる不思議なパワーがあります。 それはこの本を読むとわかるかもしれません。
南場さんの講演をあの時聞かなかったら僕の人生は全く違ったものになっていたと思います。 だから南場さんにはとても感謝しています。
そんな僕にとっての恩人・南場さんの本「不格好経営」
面白かった!!
途中、笑いあり涙あり、マッキンゼーのコンサルタント出身とは思えない飾らない文章。ピッカピカのエリートチームで起業したはずのDeNAが数年間赤字に苦しみそこから日本を代表する会社に成長していった裏側が身内ネタも交え書かれていて、さらに南場さんが旦那さんの病気により社長を退任された裏側まで、南場さんの素が見えるような所も飾らずに書かれておりとても心に響く一冊でした。
本当に南場さん、そしてDeNAという会社が改めて好きになる本でした。
願わくば僕も南場さんのカバン持ちをしてみたかった。
そして南場さんの文章が大好きなので僕も次回からブログの書き方をあんな感じで書いてみようかなと思った次第。
グッドパッチも不格好経営だなと思う所は多々あるけどもDeNAの起業当時の不格好さにはかなわないですね。 もっと泥にまみれたいと思います。